結果を出す親子と努力しても結果が出ない親子の違い

最近、多くのママたちから「ただあきコーチから教えていただいたことを実践したら、子どもが変わりましたー!」というような成果報告や「実践しているのに子どもが変わってくれません…」というご相談をいただいています。

うーん。

ちょっと厳しい内容になるので、厳しい話を聞きたくない場合には、今日のお話はスルーしてください!でも、現状を変えたいママだけご覧くださいね!(どっちやねん笑)

目次

子どもに結果を出させるママの特徴

結果をちゃんと出せるママと結果が出ないママの違いは、アドバイスをもとに自分で考えて行動し続けられるかどうかです。

ママだけではなく、子どもも社会人も、結果が出ない人ほど、「Aというテクニックを使えば結果が出る!」と勘違いしています。そうだとしたら、誰でも大谷翔平選手になれるのです。なのに、仮に大谷翔平選手から野球を教わっても、感動はするけど誰でも伸びるとは限りません。

伸びる人は子どもだろうと大人だろうと例外なく「どうして、このアドバイスだとうまくいくのか?」「自分に落とし込むためにはどうしたらいいのか?」を考えて少しアレンジして実践しています。

もちろん、最初は表面的でもそのまま真似て実践してください。でも、必ずと言っていいほどうまくいくことは少ないので、そこで「どうするか?」を考える。

数学だって、公式を覚えたところで問題が解けることはないように、人生を幸せに歩むために必要な知識や理論はあっても、そのまま活用すればうまくいくことはありません。

試したらすぐに結果が出るという幻想は捨てて、アドバイスをもとに自分ごとにしていくまで考えて試行錯誤する行動をしてください。子どもが勉強して偏差値を上げていくこととまったく同じです。

ママは自分のことに集中する

昭和のような厳しい指導をすることで子どもの行動を強制し、勉強を黙々と取り組んでいるように見えたとしても、それは母親が無意識に子どもを従わせていることに気づいてください。言い換えれば、子どもは勉強を“やらされている状態”になっているということです。

何事もやらされている状態ではいくら練習してもうまくなりません。僕は野球がまさにそうでした。練習時間が無駄に長いし、毎日「早く高3の夏にならないかな〜」と思って練習していました。当然、怪我もするしうまくなるわけがありません。なぜか、引退して草野球をした方がうまかったりすることもありました笑

どのようなママが子どもの成績を高めていくのかというと、ママがやりたいことをやることです。本当にこれだけ。僕に成果報告いただけるママに共通する話を特別に公開すると、口を揃えて「自分のゴール設定をして、やりたいことをやるようにしてから、不思議とガミガミ欲もなくなり、子どもも勉強に集中するようになりました!」ということです。

そうなんです。ママが自分のやりたいことに没頭しないと「こんなにやっているのに、どうしてちゃんと行動してくれないの?」という気持ちが沸々と怒りに変わり、悪循環を家族空間に撒き散らすことになります。

だからこそ、ママはやりたいことをやるようにしてください。どうせ、ガミガミ言ったって変わらないどころか、ますます悪くなる一方になるだけなので。

気遣いや配慮ができるママが一番幸せ

最後は心の豊かさについてです。相手の立場になって気遣いや配慮ができるママは、僕としても気持ちよく指導させていただけるので有難いし、そのようなご家庭ほど子どもも明るく、楽しく成績を上げていく傾向があります。

僕が大嫌いな思考は、自分だけ得して相手の時間奪うという思考です。例えば、自分が悩んだ時に調子の良いことを言いながら自分のために相手の時間を奪う考え方とかですかね。

自分勝手なテイカー思考は一体全体どこからでてくるのか分かりません。このような貧乏思考は経済的にも精神的にも決して豊かになることはありません。仮に経済的に豊かであっても心は豊かではないのです。今のところ、そのような人で豊かになれた人を見たことがありません。

僕は親子二人三脚を応援する立場で楽しく仕事したいです。互いを信頼し合いながら気遣いや配慮を前提として、子どもの成績や言動に一喜一憂せずに前を向いて進もうとするママを応援していきます。子どもを変えようとせず、ママ自身が変わる努力が直向きにできる家庭が成果が出ます。

現状を変えて家族みんなが楽しく成長する秘訣

結局、子どもがやるべきことをやらず、ガミガミ言っても親子関係がギクシャクするだけでうまくいかなくなる理由は、ママの子に対する干渉と執着です。子どもを愛する気持ちが溢れ出るあまり焦りや怒りに変わり、その感情を発散したいがためにネガティブな言動へと繋がります。

でも、それでは親子関係が悪化するばかりでなく、子どもはますます勉強から離れていきます。

「ただあきコーチ!わかっています!でも、感情が抑えられなくて子どもにガツンと言ってしまうんです…」

そこで大切なことを言います。やはりママが自分の人生を楽しむことです。趣味や資格、仕事やプライベートを目標設定して、それに向かって楽しく進むのです。もちろん、言うのは簡単ですが、ママがプライベートを楽しみ、何かに向かって勉強しているママほど、子どもも当たり前のように勉強しています。そして、ママの心も明るい。

逆に不平不満炸裂で、子どもも側から見て人生に投げやりな感じに見えるご家庭ほど、ママに余裕がなく何かに向かって勉強しるわけでもなく、いつも眉間にしわが寄っています。

それでは、家庭のエネルギー空間はプラスに形成されません。

人生がうまくいく秘訣はすべてのジャンルにおいてゴール設定をして、それに向かって楽しむことです。

うまくいかないママほどこう言います。「私が変わったところで意味はありません。子どもが変わらないと意味がないんです。」

自分を変えることなく、人を変えることはできません。子どもも例外でありません。それでもムリヤリ変えたいなら恐怖か報酬を与えるしかありません。僕は推奨しませんが。ちなみに恐怖の代表例は根性論をかざして体罰を正当化していた未熟な指導者たちです。

相手が主体的に変わっていくためには、自分自身の在り方(Being)、つまりマインドを変えていくことなのです。自分が変わるから、相手もいつもと違う雰囲気を察して言動が変わるのです。

そのためにはママ自身が自分のゴールに向かって無我夢中になること。これしかないんです。

その上で子どもと接すると、心豊かに接することができるので、子どもに対する言動もプラスになるので親子関係も良くなっていきます。子どもはママの応援が世界で一番最高に幸せであり心強いので、ますます自己実現に向かって勉強に対する必要性を感じて行動を起こしていきます。

いかがですか?現状の価値観の結果、うまくいっていないのならガラッと変えるべきです。僕の言葉は耳が痛いかもしれませんが、良薬は口に苦しということで、この記事をきっかけに家族全体で良き方向に行っていただけたら幸いです。

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この記事を書いた人

数学講師
エグゼクティブコーチ

1988年生まれ。東京理科大学卒業。
教育をきっかけに、心理学や脳科学、マーケティング、コピーライティングなどを学び実践。人を引き付ける方法や強みを引き出して差別化を図って魅力を出す方法を追求。3000人以上の生徒たちに指導してきて培った偏差値を10上げる勉強法“5STEP勉強法”をSNSで公開したところ成果が出たメッセージを続々といただき好評を得ている。

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